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特別棟の獣~After story𓂃𓈒𓏸︎︎︎︎ 🕊
第14章 2人きりの時間
「百合こっち向いて、キスしよ」
「キスだけだよ…?」
エッチなことはしないって言ったもんね?
「うん……」
怪しい……。
吏生を信じて顔を後ろに向けると、唇は直ぐに塞がれ、次第にキスは深くなってくる。
「んっ……、ぁッ……」
吏生の舌が上顎をなぞると、身体がピクッと反応する。
キスがこんなに気持ちいいと、身体の力が抜けちゃう…
「待っ、て……、んっ……あ、」
「布団行こ、我慢できなくなってきた」
吏生は私を抱き上げ、タオルを巻き付けると布団に直行。
きっと今日の夜は長い………。