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特別棟の獣~After story𓂃𓈒𓏸︎︎︎︎ 🕊
第4章 不安
それから1週間が経ち、お昼過ぎに吏生からLINEが来た。
『今日は会食で遅くなるから先に寝ててね』
吏生がいないならご飯も適当でいいか。
たまには手抜きするのもいいよね。
それに最近身体も少しだるい。
湯船にゆっくり浸かってのんびり本でも読もう。
でも、いざ夜になってベッドで本を読んでいてもなかなか眠くならないし、小説の内容も頭に入ってこない。
吏生がいないだけで落ち着かないし、夜も眠れない。
もう私は吏生がいないと生きていけないのかな…