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特別棟の獣~After story𓂃𓈒𓏸︎︎︎︎ 🕊
第4章 不安
会食ってこんなに遅くまで付き合わされるものなのかな。
ソファでウトウトしながらスマホを確認すると、23時40分。
もう今日は寝て、明日伝えよう…
そう思って立ち上がると、ガチャッと玄関のドアが開く音がした。
リビングのドアを開けると、もう目の前に吏生がいて、思わず抱きついてしまった。
「百合、起きてたの?寝ててよかったのに」
「待ってたの。おかえり、吏生」
「ん、ただいま」
ん………?
何?この匂い………