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特別棟の獣~After story𓂃𓈒𓏸︎︎︎︎ 🕊
第5章 小さな命
色んなサイトで妊娠中の事を調べた。
とりあえず、いつも通り生活してて大丈夫だと知った俺は少し安心する。
「吏生、ご飯できたよ」
「うん、食べよっか」
ご飯を食べていると、百合が心配そうに俺を見てくる。
「ん?どうした?」
「いい病院あった?」
「その事なんだけど、百合が選んだ産婦人科にしよう」
「いいの?」
「うん、俺も調べたけど百合のストレスが無いのが1番だし、あの産婦人科は良さそうだった」
「ありがとう」
百合と赤ちゃんのためなら何でもするって決めた。
だから、今は俺に出来ることをするだけだ。
百合と子供を一生守っていくよ。