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貴方を諦めます
第16章 彼女は手強い
香織がお風呂に入っている間、部屋を見渡していた。


大学生の頃の香織の部屋は女の子っぽい感じだったけど、今は白を基調としたお洒落な部屋。


綺麗に片付いているところは今も変わらない。


本当なら一緒に住んで毎日香織の顔を見たいけど、そうゆう訳にもいかないからできるだけ香織のマンションから近いところに部屋を借りた。



香織に気付かれないように、同じマンションに空きがないか聞いたのは内緒。


運悪く、このマンションに空きはなかった。


そりゃ、そうだろう。駅から徒歩5分でセキュリティもしっかりしている。空きが出てもすぐ埋まってしまうと言われたし。





髪を乾かし終わって、ソファでぼーっとしていると香織が戻ってきた。


「香織こっちきて、髪の毛乾かしてあげる」

「え?いいよ、自分でやるから」

「いいから」

「ありがとう…」



大学の頃は嬉しそうにしてたのに、今は遠慮するようになった。


もう俺の事なんて好きじゃないんだもんね……
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