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貴方を諦めます
第16章 彼女は手強い
香織は今も髪は長いままだ。
色はだいぶ落ち着いたけど、変わらず手入れをしているのかサラサラしてる。
「はい、終わったよ」
「ありがとう。懐かしいね、学生の頃も髪乾かしてくれたよね」
振り向いて笑う香織が愛おしすぎる。
髪を乾かすのも、キスしたことがあるのも香織だけなんだよ?
したいって思うのも香織だけなんだよ?
そんな事言ったら女々しいって思われそうだから口には出せないけど…。
「あ、映画やってる。涼ちゃんこのアクション映画のシリーズ好きだったよね」
「うん、その新作面白かったよ」
俺に気を使ってか、テレビのチャンネルを変えてくれた。
香織は常に優しいし、気が利くから相手に合わせてくる。
穏やかな性格は男からしたら堪んない。
「香織の好きな番組ないの?」
「今日はドラマもないし、私もこの映画好きだよ?」
少し首を傾げてるところも可愛い…
色はだいぶ落ち着いたけど、変わらず手入れをしているのかサラサラしてる。
「はい、終わったよ」
「ありがとう。懐かしいね、学生の頃も髪乾かしてくれたよね」
振り向いて笑う香織が愛おしすぎる。
髪を乾かすのも、キスしたことがあるのも香織だけなんだよ?
したいって思うのも香織だけなんだよ?
そんな事言ったら女々しいって思われそうだから口には出せないけど…。
「あ、映画やってる。涼ちゃんこのアクション映画のシリーズ好きだったよね」
「うん、その新作面白かったよ」
俺に気を使ってか、テレビのチャンネルを変えてくれた。
香織は常に優しいし、気が利くから相手に合わせてくる。
穏やかな性格は男からしたら堪んない。
「香織の好きな番組ないの?」
「今日はドラマもないし、私もこの映画好きだよ?」
少し首を傾げてるところも可愛い…