この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
貴方を諦めます
第16章 彼女は手強い
俺がまだ小学生の時、母親は家を出ていった。
理由は父さん以外に好きな人がいるから。
でも、そんなこと気にも止めていなかった。
母さんみたいな人もいる。
軽く思ってた。
中学生になって、好きな子ができた。
お互い好き合っていて付き合う事になったのに、ある日その子から「別れたい」と言われて、理由を聞くと「他に気になる人がいる」と言われた。
それを機に俺は女性に対して信用を失った。
どんなに好きだと言われても、俺から好きになることは無かった。
だから香織の事も最初はなんとも思ってなかった。
ただ、笑顔で話しかけられる度に俺の心は揺れていた。
香織の事が好きだと気付いても、どこか疑って逃げた。
純粋な香織の気持ちを踏みにじったバチが当たったんだ───。
理由は父さん以外に好きな人がいるから。
でも、そんなこと気にも止めていなかった。
母さんみたいな人もいる。
軽く思ってた。
中学生になって、好きな子ができた。
お互い好き合っていて付き合う事になったのに、ある日その子から「別れたい」と言われて、理由を聞くと「他に気になる人がいる」と言われた。
それを機に俺は女性に対して信用を失った。
どんなに好きだと言われても、俺から好きになることは無かった。
だから香織の事も最初はなんとも思ってなかった。
ただ、笑顔で話しかけられる度に俺の心は揺れていた。
香織の事が好きだと気付いても、どこか疑って逃げた。
純粋な香織の気持ちを踏みにじったバチが当たったんだ───。