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貴方を諦めます
第16章 彼女は手強い
気づけば寝ている香織の唇を塞いでいた。


触れるだけのキスなのに、どうして満たされるのかは分からない。




キスをする時はいつだって香織が寝てる時だ。


気付かれないように、嫌われないように…



香織が起きている時にキスをしたのは一度しかない。



それは高校生の頃、初めて香織とセックスをした時だった。

初めて香織から好きだと言われて、歯止めが効かなかった。でもそんな俺を香織は何も言わず受け入れてくれた。


でもそれ以来、香織は俺が身体に触れようとすると逃げるようになった。


理由は聞かなかったからわからないけど、会話は普通にするし、接し方は変わらないのに香織に触れられないのは辛かった。


だから他の女で欲を吐き出していたけど、利用した女にキスをしたいと思ったことは一度もない。



キスは好きな人とだけしたいって思ってた。



香織は高校生の頃から俺が色んな女とカラダの関係を持っている事を知っていたのに、ずっと好きって言い続けてくれた。


そんな香織の事は好きだったのに、どこか信じられない自分もいた。

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