この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
貴方を諦めます
第20章 通じ合う心
それから暫くは香織が落ち着くまでそのままだった。


「香織、何もしないからこっち見て?」


やっと香織が俺だけのものになったのに目も合わせてもらえないなんて悲しすぎる。


ゆっくり顔を上げた香織の顎をスッと掴んでそのまま触れるだけのキスをすると、ビックリしたのか香織の目が見開いた。


「何もしないって言ったのに…」


「もう我慢できない。何年我慢してたと思ってんの?」


「何年……?」



香織が知らないだけ。


高校生の時、やっと手に入れられるかもと思ったのに触れることすらできなくなって、その時からずっと香織に触れる事を我慢してきた。


嫌われるのが怖くて、香織から触れてくれるのを待ってた。


「軽く8年くらい?」


「嘘……」


もうなんでもいい。


過去の事はもういい。


今香織が俺のところにいるからそれでいい。
/182ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ