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貴方を諦めます
第22章 永遠に…

涼ちゃんと付き合って1年。
記念に予約が取りずらいという高級なお店を涼ちゃんが予約してくれた。
キレイめなワンピースを着て、いつもより念入りに化粧をして、緩く髪を巻いてアレンジして涼ちゃんの迎えを待った。
予定の時間より早く玄関のドアが開く音がして、涼ちゃんがリビングに入ってくる。
「涼ちゃん…かっこいい……」
仕事の時もスーツだけど、今日は一段と高級そうなスーツを身に纏っている。
髪もセットされていて今までで1番カッコイイ。
「香織も綺麗だよ」
「ありがとう…」
隣に並ぶのが申し訳ないくらいなんだけど…

