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貴方を諦めます
第4章 彼は優しい
────────…
数カ月経って夏休みも終わり、これから就活が始まると言う時に私は高熱を出してしまった。
ピピピッと音が鳴り、脇から体温計がを出すと38.3℃と表示されていた。
通りで朝起きた時から頭も痛いし、身体が怠かったわけだ…
「ごめん美紅、今日大学休む…」
『え、何どうしたの?今日から就活に向けて求人情報一緒に見るって言ってたのに』
「熱が38.3℃あって……」
『うっわー…、めっちゃ辛いやつじゃん。帰りに冷えピタとか届けてあげるから休んでな〜』
電話を切って再びベッドにダイブする。
美紅がいて良かった……。
近くに家族がいないと頼る人もいないし、友達だって美紅くらいしかいない。
同じ学部で少し喋る程度の人は沢山いるけど、講義中は涼ちゃんの隣にいるし、お昼は美紅と一緒にいるから特別仲がいい子がいる訳でもない。
とりあえずもう少し寝よう…
数カ月経って夏休みも終わり、これから就活が始まると言う時に私は高熱を出してしまった。
ピピピッと音が鳴り、脇から体温計がを出すと38.3℃と表示されていた。
通りで朝起きた時から頭も痛いし、身体が怠かったわけだ…
「ごめん美紅、今日大学休む…」
『え、何どうしたの?今日から就活に向けて求人情報一緒に見るって言ってたのに』
「熱が38.3℃あって……」
『うっわー…、めっちゃ辛いやつじゃん。帰りに冷えピタとか届けてあげるから休んでな〜』
電話を切って再びベッドにダイブする。
美紅がいて良かった……。
近くに家族がいないと頼る人もいないし、友達だって美紅くらいしかいない。
同じ学部で少し喋る程度の人は沢山いるけど、講義中は涼ちゃんの隣にいるし、お昼は美紅と一緒にいるから特別仲がいい子がいる訳でもない。
とりあえずもう少し寝よう…