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貴方を諦めます
第9章 最後に…
「涼ちゃんカッコイイね、スーツ初めて見た」
涼ちゃんを見ると「香織は綺麗だね」って言ってくれる。
今も変わらず優しい口調と声にドキッとしてしまう。
「香織…、なんで連絡してくれなかったの?」
「…………ごめんね」
「寂しかったんだけど」
あれ……?
なんだかいつもの涼ちゃんと違う?
首を傾げて涼ちゃんを見ていると──
「あーいたいた!涼くーん!写真撮ろ~」
何人かの女の子達が涼ちゃんの所へ駆け寄ってきた。
いつもの癖だったんだと思う。
涼ちゃんの邪魔はしたくない。そう思ってその場から私は逃げ出した。
涼ちゃんを見ると「香織は綺麗だね」って言ってくれる。
今も変わらず優しい口調と声にドキッとしてしまう。
「香織…、なんで連絡してくれなかったの?」
「…………ごめんね」
「寂しかったんだけど」
あれ……?
なんだかいつもの涼ちゃんと違う?
首を傾げて涼ちゃんを見ていると──
「あーいたいた!涼くーん!写真撮ろ~」
何人かの女の子達が涼ちゃんの所へ駆け寄ってきた。
いつもの癖だったんだと思う。
涼ちゃんの邪魔はしたくない。そう思ってその場から私は逃げ出した。