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貴方を諦めます
第10章 3年後
就職して3年。
私は25歳になった。
最初は事務の仕事をしていたけど、今は何故か受付を任されてしまった。
前任の人が寿退社したとかで課長から頼まれたのだ。
私からしたら好都合で、事務の時はたまに残業もあったけど、受付業務は絶対に定時で帰れる。
「日比谷~…俺溶けそうだ…」
「今日暑いもんね、営業どうだった?」
「今日はなんとかいいとこまで持ってけたわ」
いつも声を掛けてくれるのは同期の坂井くん。
坂井くんだけじゃなくて色んな人が会社から出ていく時は声をかけてくれる。
挨拶みたいなものだけど、一声かけてくれるだけで嬉しかったりもする。
私は25歳になった。
最初は事務の仕事をしていたけど、今は何故か受付を任されてしまった。
前任の人が寿退社したとかで課長から頼まれたのだ。
私からしたら好都合で、事務の時はたまに残業もあったけど、受付業務は絶対に定時で帰れる。
「日比谷~…俺溶けそうだ…」
「今日暑いもんね、営業どうだった?」
「今日はなんとかいいとこまで持ってけたわ」
いつも声を掛けてくれるのは同期の坂井くん。
坂井くんだけじゃなくて色んな人が会社から出ていく時は声をかけてくれる。
挨拶みたいなものだけど、一声かけてくれるだけで嬉しかったりもする。