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密会
第11章 🌹March🌹(終章)-2







「....黎一さん...もう嫌です....限界です......お願い...お願いですから家に返して下さい。」



美月は両の目からボタボタと大粒の涙を流す。もはや彼女の頭には彼への奉仕や償い等、とうの昔に消え去っていたのだった。


「駄目だ。」


彼は語気を荒らげると、泣きついた彼女の肩を強く押して、再びベッドへと縫いつけた。


嫌だと金切り声をあげる美月を日比谷教頭は凄みのあるギラついた目で凝視すると、強引に彼女の秘部へ勃起したペニスを突き入れる。


「ッ...ヤァだ...ひっく...ヤァだ離して....」



だが顔を涙でぐちゃぐちゃにしながら拒絶の言葉を繰り返す美月の姿に、彼の屹立していた性器はみるみるうちに勢いを失い、萎んでいってしまった。


「...役立たずが。」


彼はそう暴言を吐くと、深い溜息を吐きながら中折れしてしまったペニスを美月の膣口から引き抜いた。
しばらくはベッドの上で泣きじゃくる美月を屍のように冷え切った目で見つめていた日比谷教頭だったが、徐に立ち上がると、着用していたグレーの背広とスクラックスを脱ぎ、クローゼットから新しいスーツを引っ張り出した。

てっきり自分を強姦するのだろうと思っていた美月は、涙を拭いながらも彼の行動に首を傾げた。


新しい紺のスーツを見に纏った日比谷教頭は、早足で寝室を出て行った。そして5分もしないうちに両手にあるモノを抱えて戻ってきたのである。
美月はそのあるモノを見て、血の気がサァっと引いた。アダルトグッズと拘束具だ。



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