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第9章 良美先輩の彼氏

由香の股間から顔を覗かせた貴史の顔は
口元がべっちょりと愛液で濡れて
テカテカに光っていた。

「口が汚れちまったじゃないか
どうしてくれるんだよ」

貴史はヘラヘラ笑いながら
由香の裸体を滑るようにさかのぼってきて
その濡れた口で
由香におもいっきりベロチューをした。

「うぷっ…！や…だ…！」

自分のアソコの匂いが強烈に鼻腔に忍び込む。

良美先輩とレズった時も
同じように愛液にまみれた口でキスされても
こんなに不快に思わなかった。

「へへへ…もう、我慢できねえよ
入れちまおうかな？」

大きく脚をM字に開かれているので
貴史にキスされると共に
ペニスが先程からツンツンと
由香のアソコに当たっていた。

『ダメよ～…こんなに濡れているんだもん
腰をクイクイっと振られたら
自然に迎え入れてしまうわ』

いくら寝ているとはいえ
良美先輩の彼氏と同じ屋根の下でセックスなんて
そんな大胆な事をする度胸は由香になかった。

「ほおら、入るぞ、入るぞぉ～」

挿入だけはされたくないと思っているのに
そんな由香の心にダメ出しするかのように
貴史は腰を前に押し出してくる。

クイっと前に押し出す度に
由香の陰唇と亀頭がキスをして
クチュ…クチュ…といやらしい音を立てた。