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第5章 キモオタオヤジとデート

男が長いキスをやめて、
唇を離したときには、
恥ずかしさもありました。

見ず知らずの、
まったく好みではないタイプの男に弄られて、
感じてしまっていたからです。


「おかしいなあ、
もう少し眠っているはずだったのに…
まあいいや、起きてくれた方がヤリがいがあるよ」

男はそう言うと、
敏感になった乳首にむしゃぶりつきました。

とんでもなく嫌いなタイプなのに
頭の中が真っ白になって、
軽くイッてしまいました。


ぞくぞくと鳥肌が立つほど感じて、
小刻みに痙攣したので、
男には感じていることが
手に取るようにわかったはずです。

「ほお～、睡眠薬と媚薬を同時に服用させると
どうなるのかと思ったが
どちらもほどよく効いてるみたいだね」

男は左右の乳首を交互に、
口に含んで吸ったり、
舌で舐めたり口の中で転がしました。

左胸のほうが感じやすいとわかると、
右胸は乳房を揉み回すだけで、
左の乳首を重点的に
ぴちゃぴちゃと卑猥な音を立てながら、
たっぷりと舐めしゃぶってきた。

声が出せませんが、
息が乱れてしまいます。

男性は満足げに一度、体を起こすと、
今度はパンティを足首まで一気にずり下げて、
右足の足首に残したまま、
軽く膝を曲げさせて、
容赦なく股間をのぞきこみました。

－ 産婦人科医で女のアソコは見飽きている －

男はそう言っていたはずなのに
顔を近づけてたっぷりと凝視してくるんです。

そこは、キスとおっぱいを弄られただけなのに、
自分でもわかるほど、
濡れてしまっていた。

それも、あふれるぐらいに…


男は、それを確認するように、
恥毛を指先でかきわけて、
割れ目を撫で上げてきました。

男のむっちりとした指先には、
愛液がついていました。

「ほら、こんなにも濡れているよ」

男は愛液のついた指先を、
半開きになったままの良美の口唇に
押し込んできた。

口の中に、
愛液のぬるっとした感じが襲ってきた。