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堕つッ!(おつ)
第9章 対〜つい〜
第8章〜対(つい)〜
向こうから帰ってきたのか?
…いや来たんですか?あの方が。
ああ。今日お見えになる。
粗相がないようにな。
美結さんは一見上品に見えて
機嫌を損ねると気性が荒くなる。
その噂は有名でこの界隈では名が知れてる。
来た…静粛にな。
あ〜ら、久しぶりじゃないの?お二方。
お元気?ちゃんとやってる?
ハッ!美結さまの言われた通りに…。
何?歯切れが悪い言い方ね。え?
ご家族は皆さんお元気?
気をつけないとね。お身体は大切にしないとね。
この世の中、突然何があるか分からないわよ。ね?
承知しております!
有り難きお言葉!
ど〜れ、久々のご対面でもしてこようかしら?
美沙と美里はどこ?
それに…あの女は?くそビッチの知沙は?
は!それぞれ飾っております。
ご対面と行きましょうかしらね?
ご家族同士、きちんと対(ツイ)になってるかしらね。
5号室を開けてくださる?
これはオーナー。お久しゅうございます。
あら?あなたは確か…
はい。管理人をしております長谷川でございます。
そうだったかしらね。忘れたわ。印象薄いから。
まあいいわ。早くして。
美結が5号室に入ると。
うぐっ!うぐっ!うぐっ!
知沙がポニーテールを思い切り引っ張られて床に四つん這いにされ
激しくバックで突かれていた。
美結は近づくと知沙の背中に片足を乗せて顔を床に付けさせる。
上半身を伏せるように体勢にすると高笑いした。
ぐぐぐ…ッ。知沙は苦しそうにもがく。
美結は何も言わずに顎でクィッと男に指図。
バチッ!バチッ!バチッ!
おお…おおッ!
…娘は…娘たちは…関係…ないでしょ…
あ〜ら。まだ喋る元気が残っていたとはね。知沙!
うぐぐ…ぐ…んぶう!んぶぶぅ!
ん?あんたは?あなたは…!
結子…結子ちゃんじゃないの!
そうよ。私は結子…
本当の姉さんは学年時代からずっと叔父さんと一緒。
あ、本当の父親か。
あんたの旦那もおバカさんよね。
本当の娘だとは知らずに。
姉さんは本当の父親が叔父さんだと知っていたわ。
知っていて、おじさまに近づいた。自らね。
本当のお父さんが恋しかったのよ。
自分の身体を汚してまで。
何故?なぜこんなことを…?
当たり前のようなセリフを言うのね?
全部アンタが悪いのよ。
わたしが向こうから年に一回帰省するたびに、姉さんは
だんだんと変わり果てていく。
ついには…ううう
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