この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
我が白濁の流るるまま
第5章 松坂慶子?
「こんにちは、どちら様?」
屋敷の右手から女の声がしてそちらに顔を向ける。
中年のぽっちゃりとした女だ。裸、ではない、シュミーズ一枚着ているもののスケスケだ。そして彼女のにこやかな顔は、
(松坂慶子に似ている)
と、少しドキッとしてしまった。
「あの、この山の先に住んでる者です。狩谷さんから遊びに来ないか、と呼ばれまして」
すると松坂慶子は妖しげに目を細めて、
「裸で道に立っていて、そこで連れオナした人?」と聞いてきたではないか。
「そ、そんな話し、聞いてたんですか?まあ、実はそうなんですけど」
「そうなの。じゃあ私、こんな格してても構わないわね。私、一応あの人の妻です」
「あ、そうなんですか。それで旦那さんは?」
「彼、ビデオカメラ抱えて、モデルの娘たちと川のほうに出かけてるのよ」
「川に?」
「もちろん全裸よ。モデルさんたちは一応服は着て行ったけど、現場では全裸。彼、プロのカメラマンなんです」
私はショースケから聞いて知っていたが、「そうでしたか」と答えた。
「うふ。彼、私を貸してやる、とか言ったんじゃない?だから来たんでしょ」
!そこまで聞いていたか!しかしどんな夫婦なんだ?
「まあ、こちらに来ない?ベンチがあるの」
松坂慶子に誘われて、私は右手の庭のような広場に足を運んだ。
屋敷の右手から女の声がしてそちらに顔を向ける。
中年のぽっちゃりとした女だ。裸、ではない、シュミーズ一枚着ているもののスケスケだ。そして彼女のにこやかな顔は、
(松坂慶子に似ている)
と、少しドキッとしてしまった。
「あの、この山の先に住んでる者です。狩谷さんから遊びに来ないか、と呼ばれまして」
すると松坂慶子は妖しげに目を細めて、
「裸で道に立っていて、そこで連れオナした人?」と聞いてきたではないか。
「そ、そんな話し、聞いてたんですか?まあ、実はそうなんですけど」
「そうなの。じゃあ私、こんな格してても構わないわね。私、一応あの人の妻です」
「あ、そうなんですか。それで旦那さんは?」
「彼、ビデオカメラ抱えて、モデルの娘たちと川のほうに出かけてるのよ」
「川に?」
「もちろん全裸よ。モデルさんたちは一応服は着て行ったけど、現場では全裸。彼、プロのカメラマンなんです」
私はショースケから聞いて知っていたが、「そうでしたか」と答えた。
「うふ。彼、私を貸してやる、とか言ったんじゃない?だから来たんでしょ」
!そこまで聞いていたか!しかしどんな夫婦なんだ?
「まあ、こちらに来ない?ベンチがあるの」
松坂慶子に誘われて、私は右手の庭のような広場に足を運んだ。