パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第10章 ten

詩織ちゃんは元カレに別れたいと伝えると、監禁され、外に出させてもらえなかったらしい。


「スマホも取り上げられて助けも呼べなかったの。監禁されている間は乱暴に抱かれたり、薬も使われてた。だからその時の記憶も曖昧だったんだけど、元カレが出かけた隙に家からなんとか抜け出して、偶然優斗に会って助けてもらったの」


待って、記憶が曖昧だったのは私も同じ…。


琉生は私に薬を…？


そんな事、琉生に限って有り得ない…。


「琉生くんを信じたいって気持ちは分かるの。でもね、過剰な束縛や独占欲は怖いよ。心や身体を自分に依存させて離れさせなくする方法だってあるんだから」


「でも、琉生は私の事ずっと想ってくれてて、私も琉生の事は好きなの」