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幼馴染の重すぎる愛
第10章 ten
「うん、それは見てて分かるよ。だから2人を引き離そうとかそういうことをしたいんじゃないの。友達もいた事がないって言ってたから気になっただけだよ」
「心配してくれてありがとう」
「あっ!そう言えば大学の近くに新しく可愛いカフェができたんだよ!一緒に行こうよ」
「本当?大学がない日なら暇してるから、いつでも大丈夫だよ」
詩織ちゃんはスケジュールを確認してまたLINEすると言って、先にトイレから出ていった。
私も早く出ないと琉生に怪しまれちゃう。
トイレから出ると、琉生が壁に凭れかかってスマホを弄っていた。