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幼馴染の重すぎる愛
第13章 thirteen
次の日には愛結はすっかり元気になった。
一緒に大学に来て、一緒に講義を受けて、一緒に帰る。
ただこれだけのことなのに、愛結と一緒に居るだけで僕は幸せなんだ。
でもそんな日が何日か続いた時、事件は起こった。
それは愛結がトイレに行っている数分の出来事だった。
「琉生くん、ちょっといい?」
「何」
「愛結ちゃんのことなんだけど」
愛結の友達といい、この子の彼氏といい、なんなんだろう。
僕たちの邪魔をしないでほしい。
「私、元彼に洗脳させられそうになったことあるし、監禁もされたことあるんだけど、琉生くんはそんな事してないよね?愛結ちゃんに友達が出来ないように裏で手を回したりしてないよね…?」