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第14章 fourteen

琉生が私のことを騙してたんだ…。



琉生だけは私の味方だと思ってたのに…。


「ずっと琉生が友達できないように裏で手を回してたの…？」

「愛結っ…」

「悩んでる私を見て楽しかった？」

「違う！」


溢れ出す涙はいつになっても止まらない。


「ごめん…っ、愛結の事が好き過ぎて独り占めしたかっただけなんだ…」

「最低…っ」

「何言われてもいい…、だから僕から離れないで…」



1人になりたい…


琉生と一緒にいたくない…



隙を見てこの家から出よう…。