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幼馴染の重すぎる愛
第16章 sixteen

家に帰ってくると、久しぶりに沢山歩いたせいか愛結はソファで僕の膝に頭を乗せて横になった。


「愛結、寝るならベッド行こ?」

「うん…」


愛結を連れて寝室に来ると、部屋着に着替えて一緒にベッドに入った。


愛結は俺に腕を回してくっ付いてくる。


こんな事されると我慢するのが辛くなってくる…。


「愛結、キスしたい」

「いいよ」


こうやって確認しないと、愛結に嫌われそうで怖い。


「んっ…、琉生っ…」

「そんな可愛い声出されたら我慢できなくなる」

「なんで我慢するの…?」

「愛結に嫌われたくない…」

「嫌いにならないよ?琉生になら何されてもいい」


馬鹿だなぁ、愛結は。



そんなこと言われたら止まらなくなるのに──…

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