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幼馴染の重すぎる愛
第20章 twenty
「愛結…?」
目が覚めると、隣に愛結はいなかった。
シーツを触ってみると、もう冷えていてだいぶ前にベッドから出ていったことが分かる。
リビングにいるのかと思って部屋に行っても愛結はいない。
タイミング良くトイレに行ったのかと思ってそっちに進んでいくと、シャワーの音がした。
昨日あれだけ身体を重ねたからシャワーを浴びたい気持ちも分かる。
「愛結?あとどれくらいかかる?ご飯作るけど」
声をかけても返事はなかった。
聞こえなかったかな?
「愛結?開けるよ?」
浴室のドアを開けると、僕は心臓が止まるかと思うくらいの衝撃を受けた。