この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
幼馴染の重すぎる愛
第20章 twenty
病室には心拍を図る機会の音と、酸素マスクの小さな音だけが響いている。
こんな愛結、見たくない…。
3日経っても愛結が目を覚ますことはなかった。
「愛結…、今日はいい天気だよ?早く起きてまた一緒に散歩行こうよ…」
この3日間、色んなことを話しかけていたけど愛結は目を開くことは無かった。
点滴で栄養は取れていても、愛結の体はどんどん細くなっていく。
以前愛結が僕を拒絶した時も痩せてしまって、やっとまたいつもの愛結の体型に戻ってきたのに…。