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幼馴染の重すぎる愛
第21章 twentyone
きっと久しぶりに身体を重ねて、快感に溺れていて僕の言葉に返事なんてしてる余裕が無いんだろう。
「愛結、中に出したい…っ」
「んっ……、あっ…琉生…っ」
「だめ…っ?」
目に生理的に出てきた涙を沢山ためて、愛結は僕に手を伸ばしてくる。
その手が頬に触れた時、あぁ、僕はまだ愛結に必要とされてると感じた。
「い、いよ…っ」
その後はもう僕の記憶は曖昧だった。
ひたすら愛結に愛情を注ぎ込んでた気がする。
目が覚めた時には、愛結は僕の腕の中で寝ていた。
「可愛い…」
言い過ぎかもしれないけど、僕にとって愛結は本当に天使みたいな存在なんだ。
「んっ…、琉生…」
「どうしたの?」
「………」
「愛結?」
寝言…?
何これ、可愛いすぎる…