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幼馴染の重すぎる愛
第7章 seven
「愛結っ!!」
マンションの近くまで来ると、琉生が走って私の元まで来た。
「琉生…っ、苦しいよ…」
息ができなくなるほどキツく抱き締められたけど、それもなんだか心地よかった。
こんな心配してくれる琉生が私を洗脳なんてする訳がない。
「電話も出ないし、愛結がいなくなったのかと思った…」
「ごめんなさい…」
「早く部屋に戻ろう」
琉生は私の腰に腕を回して歩き出した。
部屋に戻り、ソファに座っても琉生は私から1ミリも離れようとしない。