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幼馴染の重すぎる愛
第7章 seven
詩織ちゃん達と別れて、大学を出た。
家に帰る最中、琉生から着信がきていた。
マナーモードだから気づけなくて、何件も着信が入っていたことに少し罪悪感…。
電話をかけると、ワンコールも鳴らないうちに琉生は出た。
「愛結!?今どこにいるの!?」
「ごめん…、電話気付かなくて…」
「どこ!?すぐ行くから!」
「もう家に着くから大丈夫だよ?」
今まで感じたことの無いくらい、琉生の声は焦っていた。
そんな心配させるつもりじゃなかったのに…。