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幼馴染の重すぎる愛
第8章 eight
部屋に愛結がいなくて気が気じゃなかった。
何回電話しても出ない。
攫われてたらどうしようとも思った。
でも、今愛結は僕の腕の中にいる。
「愛結、どこに行ってたの?」
勝手にいなくなるなんて、どんなお仕置きをしてあげよう。
「大学に行ってたの」
「どうして?今日は行かなくていいって言ったでしょ?」
「だって…琉生は頭がいいけど、私は勉強しないと知らないことだらけで…っ」
そんな事思ってたの?
愛結は馬鹿だなぁ。
勉強なんてできなくていいんだよ。
僕が養ってあげるんだから。