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幼馴染の重すぎる愛
第8章 eight
「大学なんて卒業できればいいの。余計なこと考えなくていいよ。僕が教えてあげるから」
「でも…っ」
「言い訳する口は塞いじゃうよ」
「んんっ…」
愛結は何もしなくていい。
ただ、僕の側にいるだけでいいんだ。
愛結はどれだけ僕が愛しているか分かってない。
僕は愛結がいなくなったら生きている意味なんてないんだから。
「愛結、もっと顔見せて」
キスをした後、僕の胸に顔を埋めている愛結はゆっくり顔を上げた。
「心配したんだからね」
「ごめんね…、でも友達ができたの」
「え…?」
なんだって…?
友達……?