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ダイエットレシピ
第1章 ダイエットレシピ
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「今日の授業はおしまーい」
という科学の先生の声と同時にクラスメート達のざわめきとチャイムの音が聞こえてきた。
一瞬何が起こったのか分からなかった。
隣りに座る栗原くんは あたしを見ると右手を見せてくる。
親指と人差し指と中指をくっつけて離すとネバネバした線のようなものが出来た。それが何なのか理解するのにも時間がかかった。
「…川田さん。どれだけ変態なの?」
そして、その指をパクっと口に加え舐めると――。
「明日はちゃんとパンツはいて来なよ」
王子スマイルで囁いて あたしを変態と罵しり席を立った。
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