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私たちは、女同士でエッチする
第20章 ラナと紗耶香 セミ・ファイナル
 とすれば今現在、自分と彼女に起こっている異変についても説明することが出来た、体の奥から際限なく溢れて来る快楽や、頭の中に流れ込んでくる記憶、映像などは正真正銘、全て互いが見聞きして来たもの、抱いた感情、そして覚えた劣情でありこれならば自己紹介などしていないにも関わらず、相手の名前を理解出来ていた事にも納得がゆくと言うモノだ。

 そしてもう一つ、気が付いたことがあったのだがどうやら自分と彼女の体液や匂いは、相手にとっては強力な催淫剤、すなわち媚薬になるらしく、だとすればその匂いを嗅いだだけで体がやたらと高ぶりを覚えて敏感になってしまった事も、合点が行くというモノだった。

 もっとも。

 -自分とセックスをしているというのに、そんなことを考える余裕があるのか-

 そこまで思い至ったとたんにラナからは感心にも似た深い同意共々、憤りのような感情も流れ込んできた、彼女からしてみれば、それはそれで興味深い見識なのだけれども、今はエッチを楽しみたい、自分の事だけ考えてほしいと言う思いと共に、せっかくいい感じになっているのに何を考えているんだ、と言う一種の不満が持ち上がる。

 特に、そのテクニックで多くの女性をメロメロにさせて来たラナとしてはプライドを傷付けられる格好となってしまった、それらを否定するかのように、そして目の前の少女の意識と心を、自分との事でいっぱいにしようとするかのように、余計に腰の動きを速めてペッティングを激化させた。

「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ!!!!!!!!!!!!!?」

「うっぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああーーーーー・・・・・・・・・っっっっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 凄絶極まるメメックファックに、少女は瞬時に数十回もの極烈アクメへと追いやられるが元来、肉食系なラナの方が紗耶香よりも肉欲、すなわち性欲や征服欲が強い上に快楽に対する貪欲さも勝っていた、それに加えて女同士の背徳的で倒錯的な子作りエッチに対する劣情、異民族の少女とエッチする事に対する好奇心のようなものがごっちゃになって一層、彼女を高ぶらせる。
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