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私たちは、女同士でエッチする
第6章 愛奈と彩乃 5
「・・・・・っ。う、うん?」

「あはっ。気が付いたんだ、愛奈・・・!!!」

 暫くして色白少女が現へと帰還を果たすとー。

 すぐ目の前には黒ギャルJKの顔があり妖艶に微笑んでいた、彼女は自身の上に覆い被さるようにして伸し掛かったまま愛奈の抱き締め、此方をジッと見下ろしている。

「愛奈、気持ち良かった?」

「・・・・・っ。うん、お姉ちゃん。愛奈、とっても気持ち良かったよ?」

 まだ朦朧とする頭でそう応えると直後に、愛奈はそれでも自身もすぐに彩乃の黒光りする肉体へと両腕を伸ばして抱き着くと同時にその色白で華奢な肢体をググッと強く押し当てるが、しかし。

「愛奈、まだこれからだよ?お父さん達、あと九十時間位は帰って来ないからね・・・」

「はあはあ・・・っ!!!う、うん。お姉ちゃん。私とお姉ちゃんの二人だけだね・・・❤❤❤❤❤」

 そう応えている最中にも愛奈はもう、ムラムラと来てしまっていた、それ程彩乃の言葉と言うのは比類無き破壊力といやらしさとを秘めていたのであり、そしてー。

 それ以上にこの色白少女を燃え上がらせていったのが義姉の取っていた行動であった、彩乃は愛奈が気絶している最中もずっと彼女を抱擁したまま腰の律動を繰り返し続けて貝合わせを継続させており、女性器同士の結合は些かも解かれていなかったのだ、その為。

「はあはあ、はあはあ・・・っ!!!」

(あああっ!!?お、お姉ちゃんと私の汗の匂いっ。身体の匂いぃっ、いやらしいよぉ。堪んないよおおぉぉぉっ❤❤❤❤❤)

 強大な快楽は少しも衰える事無く少女の体内で燻り続けていたのであったがそれのみならず、かてて加えて愛奈を更に興奮させたのが、蒸れて生臭くも酸っぱくなっていたお互いの体臭と汗の匂いそのものだった、季節は真夏の炎天下、しかもクーラーも点けずに閉め切ったお風呂場の中で裸で抱き合い、激しい油送を繰り返していた二人の肉体と肢体は全身、玉のような汗に塗れておりその匂いは元より身体の密着面で混ざり合うそれらのヌルヌルとした感触が情欲を一層、掻き立てさせて劣情を一気に燃え上がらせる。

 勿論“熱い”と言う思いはあるにはあったがそれ以上に愛奈は自分達の変態的な交わりの背徳的卑猥性に心を奪われ、かなり重度の性的興奮状態に陥ってしまっていたのである。
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