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キミ、拾った。
第3章 何ということでしょう
「…入って。」
「あ、お邪魔します」
微妙な関係なので、二人の間に流れる空気はまだぎこちない。

「えーと…とりあえず………お風呂だな。」

話を聞こうと、切り出そうとしたのだが明るい電気に照らされた少年は外に転がっていただけあって綺麗とは言えなかった。
「そこを動くな!なんか砂とか落ちてきそうだ。取り敢えずそこで服を脱げ。」
「え?ここで?寒いん…」
言いかけて、だいぶ怖い顔をした女と目が合って従うことにした。
「私は汚いのは嫌いなんだ。うちの中を汚すなんてもってのほか!!!わかったか!…えー…名前プリーズ!」

「プリーズ…ふっ…ふは!あははは!」

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