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キミ、拾った。
第3章 何ということでしょう
「もっと、何?」
包み込んでいた手を、中指と親指でリングを作る形へとかえた。
「なっ…ァ…これじゃ…ッイケないよぉ…」
自らの右手を伸ばして楓の手ごとぎゅっと握りしめた。
「…ッン!楓さん…おねがいします…イキたいです…イキ…たいですッ!」
「…イキたいの?」
「イキたいです…ッ!」
楓はアキの上半身をおこして、キスをした。
そのままキツくアキの性器をしごき出した。
「私の目を見て。逸らしちゃだめ。
私の目を見ながらイって。」
「っアア!」
ピリピリした快感が全身に走った。
「楓さんッ!…楓さん!楓さん!!」
快感が一気にのぼりつめる。たまらずまぶたをぎゅっと閉じると、ピタッと刺激がとまる。
アキの腹筋がピクピクした。
「目を見ながらじゃないと、イカせないよ?」
「ア…ごめ…なさい…ちゃんとみます…」
虚ろな目で楓をみつめながら、
イカせてください
という思いを込めて、楓の手をぎゅっと握った。
楓は満足げにアキを見つめかえすと、手の動きをさいかいした。
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