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キミ、拾った。
第1章 始まり
「うっ…あ、ダメだ、出っ」
自分の意思では動かせない他人の手は、容易く絶頂へひっぱっていく。
「まだ出さないで。我慢、できるでしょ?」
せっかく触れたばかりなんだから、と動きを止める。
たまらなくなって、アキは腰を揺らした。
刺激が欲しかったから。
「かっ…楓さんっ…意地悪しないで…お願い…だから」
しかし、ぎゅうっと根元を握られ、どうにも気持ちいい刺激が得られそうもなかった。
「我慢してからの方がずっと気持ちいいでしょ?」
すると楓はアキを押し倒した。
そして手をそっとはなし、Gパンだけを脱いで下着をつけたままアキの下半身に股間を擦り付けた。

「っえ??」
今までいく度となく弄ばれたが、セックスだけはゆるされなかった。アキが幼すぎたからだ。
こんなことも初めてだった。
その刺激があまりにも甘美で、アキはその先へ進みたくなってしまった。
アキはまだ、童貞だった。

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