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キミ、拾った。
第5章 成長
ある日のこと。
久々に過度なスキンシップのあと、シャワーを済ませベッドに戻るといつも通りアキが抱きついてきた。
「楓さん。」
「うわ!ビックリした。起こしちゃった?」
ごめんごめん、と頭を撫でているとアキが体を起こした。
そして楓の頭、肩と撫でた。
「どしたの?眠れない?」
「…楓さんはさ。きもちよくならなくていいの?」
ごとん。
「………ん?」
キタ。久しぶりに動いた。
楓の心が。
「さっき思ったんだよ。僕はすごく気持ちいいけど…楓さんはどうなのかって。」
「どうもこうもないよ。別にあたしのことなんか気にしなくてもい…」
「気にする。」
アキは真剣だった。
女の人にも気持ち良くなる事が必要だって、お昼のテレビでやってた。
それは単なる昼ドラなのだが、アキにとっては衝撃だった。
久々に過度なスキンシップのあと、シャワーを済ませベッドに戻るといつも通りアキが抱きついてきた。
「楓さん。」
「うわ!ビックリした。起こしちゃった?」
ごめんごめん、と頭を撫でているとアキが体を起こした。
そして楓の頭、肩と撫でた。
「どしたの?眠れない?」
「…楓さんはさ。きもちよくならなくていいの?」
ごとん。
「………ん?」
キタ。久しぶりに動いた。
楓の心が。
「さっき思ったんだよ。僕はすごく気持ちいいけど…楓さんはどうなのかって。」
「どうもこうもないよ。別にあたしのことなんか気にしなくてもい…」
「気にする。」
アキは真剣だった。
女の人にも気持ち良くなる事が必要だって、お昼のテレビでやってた。
それは単なる昼ドラなのだが、アキにとっては衝撃だった。