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狂愛の巣窟 〜crossing of love〜
第6章 【渦巻く愛憎と独占欲に囚われても…】





「ラッキーだな、あなたの息子になれて」




「でもあなたは違う、やっぱり息子にはなれないみたいね、心は誤魔化せても全てを覚えてる身体は誤魔化せない…っ」




「何を言ってるんですか、こんなに私を呑み込もうとしてるのに」




「あなたの形に従順してるだけよ、あなたのイかせ方でしかイかせない」




「なんだ、残念です、じゃ、私なりにイかせてもらって良いですよね?」




振り向いて睨みつけたのにそのまま押し倒され寝バックしてくるところとかあなたらしい。
そうやって奥さんもひれ伏せさせてきたのでしょうね。




「あぁ、私の形になってきてますよ、素晴らしいマンコだ、これされたら誰もが堕ちていくでしょう、本当に罪深い人だ」




「あんっ……そこばっか攻めないで…っ」




「どうして?教えてくれたじゃないですか」




「やだっ……んんっ、一颯くんじゃなきゃイヤ…っ」




「身体は正直ですよ?私ので悦んでます、あぁ……気持ち良い…っ」




激しく叩きつけるような重いピストンに目の奥がチカチカした。
この人と出会った時のような、奥さまにしていらしたようなセックスです。
ようやく味わえた。
ほら、コレが好きなんだろう?と言わんばかりの自信に満ち溢れた腰つき。




「あぁっ…ダメっ……いや、イクっ…」




「あぁ、私もイキそうだ、凄いっ……ハァハァ、全部持っていくじゃないですか、こんなの無理だ、あぁっ!」




早く………早くイってよ。




「口に出しても良いですか?」




後ろから突き上げられて頷くしか出来なかった。
口に出せるならば、と更に馬力がかかる。
「あぁっ…イクっ…」と震え上がる彼のモノを勢いよく咥え込んだものの、顎や胸に一度噴射してから口内射精となった。
お掃除しながら一瞬睨みつける。




勿論、飲みません。
ティッシュに吐いたら「何故です?」なんて言ってくる。
汚れた服も脱いだ。
洗濯してあった亨さんのTシャツを着たら「帰ってください」と伝えた。




脱ぎ散らかした服も渡して冷たく当たる。
何故不安そうな顔をするのかとか、
「怒らせたならすみません」って理由すらわかってないこととか全てに苛々していた。






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