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狂愛の巣窟 〜crossing of love〜
第6章 【渦巻く愛憎と独占欲に囚われても…】





___どうしてわざと置いていくんですか?




「嫌だった?」




___いえ




「また次も会えるようにっておまじないと、浮気しないでねって牽制と両方の意味なんだけど、え〜もうちょっと後で気付いて欲しかったな~」




___浮気なんてしません!十和子さんだけです




「うん、知ってる〜」




___本当は嬉しいです、次もあるって言ってくれてるみたいで……僕の家に十和子さんのピアスがあるってだけで毎日見ちゃってそう




「アハハ、見ちゃっててください、そう言ってくれると私も嬉しいよ」




___毎日、十和子さんのこと想ってる




「じゃ、なるべく早くまた時間作るね?和泉くんがパンクしちゃう前に会いに行く」




___はい、待ってます




運転中だからと遠慮してそこで会話は終わった。
クスッと笑って夫が帰って来る愛の巣へ戻る私なのです。











またお仕置きを食らう。
「どんなセックスしたの?」と隅々まで調べられて上書きされる。




もしかしたら、この亨さんのお仕置きセックスがあってこその不貞行為であり、私がやめられない要素なのかも知れません。




許されないとわかっていながらやめられないのは、不貞行為後の私を見る亨さんの怒りに満ちた目の奥が決して鎮まらないことを知っているから。




一生許さないでください。
死ぬまで私を縛りつけてください。
それが出来るのは亨さんだけです。
私があなたを離さない理由はそれです。




「なぁ、俺の方が良いだろう?すぐ他人の形を覚えるマンコ、元に戻してやるからな」




そう言って死ぬまで腰を振って。
抗えない私に天罰を_____________

















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