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狂愛の巣窟 〜crossing of love〜
第9章 【交錯する愛をあなただけに…】





「あっあっ……十和子さんストップ」




抜かないで………まだ欲しい。
「ちょっと待ってて」とベッドから降りてしまう。
1人取り残されたみたい。
肩でしていた息も正常に戻ってく。
再びギシッと上がってくる音と気配がして顔を上げる。
頬にオチンチン当てられ悦んでまたしゃぶり出すの。




ワンピストンしただけでわかってしまう。
あれほど待ち侘びたフェラを中断する私。
目は見えない、手は使えない。
それでもわかってしまうのよ。
キョロキョロ後ろを振り返る。
見えるはずもないのに捜してる。




「……何処?一颯くん」




また近付いて咥えさそうとするから「イヤ」と拒んだ。
目隠しされても入れ替わったことくらいお見通しよ。




「十和子さん?」




近くで一颯くんの声はするけど目の前には居ない。




「キミ、理玖くんでしょ?」




そう言ったら後ろからハグしてきた人が一颯くんだとわかる。




「どうして……?こんなこと、一颯くんが一番嫌がることでしょ?」




それとも、本当に目覚めてしまったの?
それは、私のせい?
いや、有紗なのか。




「嬉しい、僕じゃないってわかってくれて………でも、わからないフリして続けてくれると思ってた」




「全然違うよ?最初から2人で騙そうとしてたの?」




「違うよっ………いや、違わない、他の人とセックスなんてしないで欲しいって言ってたけど、陰でシてるってわかったら………家族以外に抱かれてる十和子さんを見たくなったんだ……親戚で集まった時なんかじゃなくて、若い僕らだけで……十和子さんを…っ」




「………だから、3Pするの?」




「あ………でも、十和子さんが嫌なら絶対にしない、やめとく」




どうせ近くで有紗も見てるんでしょうね。
こんな美味しいシチュエーションないもんね。
覚悟を決めないといけないのは私の方か。
確かに疼いてる。
誰かに止めてもらわないと止まらなくなる、と自制が働いた。




「こういう私が嫌でお仕置きしてくれてたんじゃないの?」




「うん、でも、他人のチンポしゃぶりながらお仕置きしたらもっとお仕置き出来るよ?」




「ねぇ、それズルい……わかってて言ってるんでしょ?」









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