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狂愛の巣窟 〜crossing of love〜
第2章 【愛しき人たちに囲まれて幸せなのです…】







「あぁっ…!あぁっ……んんっ…はんっ……あん…っ」





素晴らしい独占欲に塗れた痛々しいピストンです。
壁に手をついてバックで挿入されている。
肌同士が激しくぶつかりスパンキングされているみたいです。




「どれだけ待たせれば気が済むんですか…!」




「あぁっ……イクっ…」




足がガクガクになるほどポルチオを突き上げられている。
トン…トン…と当たるたびに絶頂の渦に呑み込まれてイキ地獄です。
これが味わいたかった。
亨さんや一颯くんでもない、悠介くんでも他の誰でもない、中岸さんの極太棒で。




「あなたって人はっ…!今日は地獄に落としますよ、オマンコ壊れる覚悟で居てくださいね?」




「あんっ……ダメぇ……っ」




「ダメじゃない…!どれだけ我慢したと思ってるんですか、全然、妻も抱けなくなったんだ…!あなたのせいだ…!」




怒りも妬みも全部ぶつけて。
可怪しくなったって良い。
それであなたを救えるのなら。
私の沼に足を踏み入れて抜け出せないんでしょう?
苦しいね、辛い?
奥さん抱けなくなったの?
私を思い浮かべて出しちゃえば良いのに。




荒々しくて、救いようのないほど犯してくるのに………涙を浮かべて優しくキスするのね。
お仕置きされてるんじゃなかったの?
最後は結局、私を失いたくなくて愛を乞うの。
間違った道だとわかっていてももう戻れないもの。
あなたは、私の身体を知り過ぎた。




ごめんなさい、全部、骨の髄まで侵食しちゃうの。
私と目が合ってキスしたら終わり。
忘れられなくなるわ。
手に入れたくて仕方がなくなるの。
これでも人妻になってからは落ち着いた方なのよ?




「優しくしないで、雑に扱ってよ、あなたのことまた苦しめちゃうわよ?良いの?」




「ハァハァハァ………これ以上は、無理です」




潤んだ目が更に揺れる。
どうして…?嫌われたくなくて…?
どんどん締め付けるわよ…?
根元まで挿れるくせして鬼畜に扱えないなんてそんな腰抜けでした…?
普通に始まった不倫じゃなかったじゃない。
あなたから仕掛けてきたくせに。
自ら溺れてしまいましたね。








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