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狂愛の巣窟 〜crossing of love〜
第2章 【愛しき人たちに囲まれて幸せなのです…】





「2回目?今日は何回になるかな?イってる時の十和子さんヤバい、出しても出しても固くなるよ」




その辺は親子揃って凄いと思う。
亨さんも一颯くんも本物の絶倫だわ。
この親子に壊されるのも悪くない。
歳を重ねるごとにどんな快楽を与えてもらえるのかしら。
楽しみで仕方ありません。




「あっ……あっあっあっ……はぁんっ……ダメ……もう、ダメ…っ」




騎乗位だったはずの身体は後ろに倒れたまま腰を持たれて激しくピストンされている。




「十和子さん、俺、もう行くね?」




「うん……ハァハァ……気を、つけて」




起き上がれずにベッドの上で行ってらっしゃいのキスを。
さすが若い、あれだけ激しくても終わればすぐに動けるのね。
私はといえば、腰を擦りながらやっと起き上がれたところ。




急いでお布団干して家事を済ませる。
朝からシャワーを浴びてメイクして、お気に入りのワンピースに着替えたら車のキーを持ってヒールで出て行く。
車庫から出る時に隣人のカレとも目が合ってニッコリ微笑み挨拶する。




2年ほど前に引っ越してきたお隣さんで、勿論、お互い既婚同士だけれども、身体の関係はあります。
彼はとっても魅力的なセックスをしてくれます。
年下の奥さまにかなり際どいアブノーマルなセックスを私に窓越しから見せつけてくる。
とても身体が疼いたのを覚えています。




関係を持つには時間は掛かりませんでした。
奥さまほどアブノーマルではなかったけれど、とても満足のいくセックスを与えて頂きました。
そして今も、その関係は途切れそうで途切れない、曖昧な距離感を保っています。




車で出て行く私を見て、あからさまに悲しい顔をするようになったのですね。
最初の頃はポーカーフェイスで何を考えているのか掴み辛い人でしたのに。




(帰りは何時頃ですか?)なんて慌ててメッセージを送ってくる。
奥さまは夜間学校にお勤めでしたが、いつしか全日制の高校教師になられたとかで昼間は居ない。
彼は人気の塾講師で仕事は夕方から夜が多い。
それまでには帰ってきて欲しいのでしょうか。
もう少し放置プレイを楽しみたいと思います。









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