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待ち合わせ痴漢
第3章 まだ、帰りたくない
ようやく電車を降り、改札を出たところで声をかけた。
「今日はありがとうございました。体は大丈夫ですか?」
彼女は無言で頷いた。
「それではまた、機会があれば」
そう言って立ち去ろうとすると
背後から引き止められた。
「あの……このあとって……この後、何か予定があるんですか?」
「……いいですよ。行きましょうか」
「えっと……」
「ホテル、行ってみたいんですよね?」
「はい……」
「じゃあ、行きましょうか。こっちです。」