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千年の恋
第32章 蜜月
「んぐあっ」

目の前がちかちか点滅する。圧倒的な刺激に体の感覚が追い付かない。

強烈な圧迫感は今までにない快感に変わり、恥ずかしい喘ぎ声が漏れるのを制御できない。

「あぁぁあん」

「ここ、きつ…。ちょっと動くだけですごくきもちいい」

肩に息を吹きかけながら囁く遥人さんの性器がぐっと押し込まれ、背骨を快感が付き抜ける。

「あんっ…おねがい…優しく動いて?」

「わかった」

遥人さんはゆっくりと腰を動かした。

「こう?」
「うん」

あふれる蜜で、つなぎ目がくちっ、くちっと音を立てた。

「気持ちいい?」
「うんっ…」

最奥を優しく突かれるうち、体が浮遊する感覚に襲われた。

上も下も、浅いとこも深いところも、すべてをいっぺんに刺激され、脳が、溶ける。

「ああっ、ああっ、あっ、あ、ぁ、ぁぁぁ…」

壊れたスピーカーのように喉を鳴らしながら、視界がぶれ、天井が遠くなるのを感じた。

「黎佳、絞まる、あっ…」

遥人さんの性器に蜜壺をさすり上げられながら、体を震わせてのけぞった。

「ぁぁぁぁぁぁぁぁ‥‥」

「ああっ…れいか…ああああっ」

遥人さんの甘い喘ぎ声が聞こえ、どくっ、どくっと、奥に温かいものが注がれるのを感じた。



目の前が真っ白に光り、目を眇めると、そこに遥人さんの顔があった。

遥人さんはまだ私の中に性器を埋め込んだまま私を抱いていた。

「どうしたの?」

遥人さんは無邪気な顔で訊く。

「失神したの」

「大丈夫?」

遥人さんは私の頬を両手で挟んで覗き込んだ。

私はくすくす笑った。

「気持ちよすぎただけよ」

「かわいい、黎佳…よかった」

遥人さんは私の頭を包むように抱いて、髪を撫でた。



私は目を閉じて日数を数える。生理予定日から二日を過ぎていた。
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