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神戸国際投資顧問会社秘話~”オフィスメイド”というご奉仕の形
第6章 オフィスメイド 吉村 麻衣

ドアが開き、西島がにこやかな顔を見せた。ドア外で、麻衣がお辞儀をして、たどたどしい口調で、「神戸国際投資顧問の土井から、書類をお届けするよう申しつかりました。」 と挨拶すると、西島は 「ご苦労さん。どうぞ。」 と、麻衣を招き入れた。
部屋に入ると、西島は、アンティーク風の格子ガラスの入ったダブルハング・ウインドウが3つ並ぶ窓際のソファーに座り、麻衣が渡した茶封筒を受け取った。そして、脇に立ったまま控えた麻衣に、優しい口調で、 「先日、社長にオフィスメイドのお願いをしたら、丁度この書類が出来上がっているから、と言われてね。有り難う・・・。それじゃあ・・・、この後はよろしくお願いしますよ。実は、僕はこの夏に当主を引継いで、土井さんのお世話になり始めたばかりなんですよ。オフィスメイドのお願いも、これが2回目で、まだ慣れないんだ。」 と言った。
部屋に入ると、西島は、アンティーク風の格子ガラスの入ったダブルハング・ウインドウが3つ並ぶ窓際のソファーに座り、麻衣が渡した茶封筒を受け取った。そして、脇に立ったまま控えた麻衣に、優しい口調で、 「先日、社長にオフィスメイドのお願いをしたら、丁度この書類が出来上がっているから、と言われてね。有り難う・・・。それじゃあ・・・、この後はよろしくお願いしますよ。実は、僕はこの夏に当主を引継いで、土井さんのお世話になり始めたばかりなんですよ。オフィスメイドのお願いも、これが2回目で、まだ慣れないんだ。」 と言った。

