この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
神戸国際投資顧問会社秘話~”オフィスメイド”というご奉仕の形
第1章 土井社長 ~ 神戸国際投資顧問会社の秘密
店を出てから、土井は、御堂筋まで麻衣と腕を組んで歩き、客待ちをしていたタクシーに乗せようとした。その時、麻衣が切羽詰った表情で、 「綾子ママから、<土井様は、多分、お食事だけであなたを帰そうとされるけど、今夜は是非ご一緒して下さいと、お誘いするのよ> って言われているんです。このままではママに叱られちゃうから、お願いします。」と、ささやいた。
土井は、苦笑しながら、「分かった、分かった。それは、あなたに言わせているけど、実は、綾子ママが僕に指令を出しているんだよ。」 と答えて、北新地の中にある高級ホテルのフロアマネージャーに電話した。スイートルームを用意させ、一足先にホテルに向かわせた麻衣を、部屋に入れてもらった。
土井が遅れて部屋に入ってからも、ソファーで寄り添ったり、一緒にシャワーを浴びたりする間、麻衣は、ずっと、恥ずかしそうに、うつむき加減で、土井の片腕を抱いていた。シャワーの後、麻衣は、バスタオルを巻いて、ベッドに仰向けになり、腕を胸前に置いて、目を閉じていた。土井が、バスタオルを剥いで、豊満な胸や腰を長い時間かけて撫でてから、そっと唇を寄せ、キスした時だった。