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横を向いて歩こう
第6章 あなたがつけてくれなくても
「へぇじゃあ昨日えっちだったんだ。」

「まあね。」

順調な恋も3ヶ月目に差し掛かっていた
昼休みファミレスで親友に報告する


余韻を引きずった身体
程よい気だるさにうっとりしていた

真由がバニラアイスが乗ったチョコパフェを食べている
何でこの子はこんな細いんだろ

あたしなんてすぐお腹出ちゃうのに

「どしたの?幸せ者。」

「どうやったら痩せられるんでしょ。」

「なあにダイエット?」

「だってぇ。」

内もも痛いな
足開くからだわ
この痛みも久々

体位を代わる代わる変えられて
この度に当たるところ変わって

はーんもう仕事どころじゃないわ
このまま早退しちゃおうかしら

「いいなぁ。彼に愛されて幸子は肌がモッチモチのぴっかぴか。」

「分かる?」

自分でも分かる
ファミレスの窓に映るあたしの顔はしっとりとしていた
さすがえっちのちから


お腹をさすってみる
子宮もびっくりしているはずね 
昨日までここに入っていたなんて信じられない

あんなことやこんなことしてたのに
翌日は普通に何でもない顔をして働いているなんて

みんなそうなのかしら
普通の顔してるけど

健ちゃんも今頃昼休みね
寝不足だわ私たち

社内の誰も私たちがあんなことしてたなんて知るはずもない
秘密があるって素敵

うちの部署は健ちゃんの部署とはほぼ関わりないから
ばれることもない

「あーもーにやにやしちゃって。」

「控えめに言って良すぎた。」

「はいはい、ご馳走さま。でも気を付けなさいよ。妊娠とかさ。」

「いやっ、まだ、、あたしたちはそんな。」

「知り合いでさ、できちゃった子いてさ。最近おろしたみたいだけど。痛いらしいよ。」

「着けてるし。」


自信満々に言ったものの
あたしは心配になっていた
毎回着けてた、、かしら

相手任せにしていた気もする

指折り数える
そういえば月の物が来ていない


「真由~、、。遅れてるかも、、。」

「うっそまじ?」

「どうしよぉー。」

おろおろしてきた

「まあまあ落ち着きなさいよ。ストレスってこともあるしさ。」


産む?おろす?
お金は?仕事は?
人生プランは?
彼に言う?勘違いかも
ただ遅れてるだけ、、

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