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I‘m yours forever
第6章 どの道、美月は愛される



「アッ゛、あぁ゛、黎一さ、イクゥ、イク、アッ゛、ああああああああああああッ」


逃れる事が出来ない黎一さんからの痛い程の視線を浴びながら、二度目の絶頂を迎える。
大袈裟な程に身体が波打ち、羞恥と多幸感でぐちゃぐちゃになった脳内を落ち着かせるように深呼吸すると、黎一さんの方へ顔を向けようとした。


「良い子だ、美月。何が望みだ?言ってごらん。」


耳元で彼の低く、蕩けるような甘い声が響き、ゆっくりと頭を撫でられる。
私の心臓と子宮が同時にドクリと脈打つ。それは私の煽られた被虐心が暴走を始める合図だった。


「黎一さんに...メチャクチャに....されたいです...精神的にも肉体的にも苛められて...せ、攻められたいです...」


「どうしようもない淫乱女だ。」


「は、はしたなくて、ご、ごめんなさい...で、ですが、私は貴方様のモノです。貴方様の好きなように扱って頂いて構いません。ど、どうか...お願い致します.....」


「お前を俺の所有物として考えてもいいと...そういう事か?美月。」


至極満足そうな笑みを浮かべながら彼は私に優しく問いかける。「も、勿論です」と答えた私に対し、彼は余裕溢れる表情を崩さぬままゆっくりと口を開き始めた。


「では...今からお前は俺様専用の性奴隷になってもらう。絶対服従と性的奉仕が基本だ。出来るな?」


「...は、はい...」


「ではここで誓え。」


「わ、私は今から黎一様専用の性奴隷になる事を誓います....。」


私の辿々しい宣言の後に、彼は再び微笑を浮かべる。その嗜虐の快感に浸ってるとも見られる微笑みに私は鳥肌が立つのを感じた。


「よろしい。では、先に例のあの部屋で待機しててくれ。私は支度をしてから向かうとする。」


「はい、黎一様。」


「ご主人様と呼びなさい。」


「は、はい。ご主人様。お待ちしております。」


恭しく頭を下げると、ご主人様である黎一さんは私の自室から出て行ったのだった。



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