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I‘m yours forever
第4章 美月は何も知らなかった 前編
「終わってませんから!黎一さんの意見、何も聞いてないじゃないですか!」
「.......先程言ったが、私はどちらでもいい。お前が望んでいるなら父親になる覚悟を決めようかと思っていたが、そうでもないらしいからな。」
「そんな....私の一存で決まったみたいな....」
「私の同意を得られてる以上、合意の上だろう。加えてお前の意見を尊重するのは当然の事だ。もし子供を作る方向性になった場合、出産時の苦しみや痛みをお前は一人で背負う事になる。妻の意見は最優先されるべきだ。それが出来ぬ奴はただの愚か者だ。違うか?」
「.............そうです....ね....まあ...そうなんですけど....」
困ったな😥
肝心の黎一さんの本心が何処にあるか、全然分かんないや💦
今の段階で彼が嘘を吐いているようには見えないけど、何となくこのまま話を押し進めても、彼は“どっちでもいい。お前が決めろ“としか言わない...よね?
核心に触れられない気がした私は、話の切り口を変える事を決意した。