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ふぞろいのザクロたち
第5章 マダム信子
信子のおまんこからは
大量のザーメンが垂れていた。
その部分から少しずつカメラを引いて
信子の全身を録る。
カメラのレンズに気づいた信子が
恥ずかしそうに笑みを浮かべた。
「奥さん、激しかったですね」
メモリーが少なくなっていると
モニターの画面の片隅にランプが灯っていたので
緒方は〆のインタビューに取りかかった。
「すごく気持ちよかったわ」
本心だろう。
信子の表情は撮影前に比べて
色気が増していた。
「また参加してもらえますか?」
「そうねえ…考えておくわ」
フェードアウトさせて録画の停止ボタンを押して
「カット!」と緒方は叫んだ。
「いやぁ、信子さん、
おかげで素晴らしい作品になりそうですよ」
緒方の本音だった。
最近の中では群を抜いてエロい作品が出来た。
これなら大手レーベルも高額で買ってくれるだろう
「冗談抜きで専属女優として契約しませんか?」
これほどの上玉をみすみす手放すのは惜しい。
「そうね…今度は僕ちゃんを縛る作品なら
考えないでもないわ」
『緊縛ものねえ…』
そちらにのめり込むと
小道具に金がかかって仕方ないんだけどな…
まあ、彼女がいれば
そこそこ儲けさせてもらえるから
それでペイ出来るだろう。
「わかりました、
準備できしだい連絡させてもらいます」
竜太の意思は無視して
緒方は話を進めた。